六文銭や杖も一緒に持たせます。
着方は、和服は男女とも右前に着る事の逆さで左前に着せます。
帯などの結び方は、『縦結び』にします。


仏教であっても、考え方の違いで経帷子を不要とする宗派もあります。
また最近は、経帷子には拘らず生前に好んで着ていた洋服や和服を着たりすることも増えてきました。
以前、葬儀をさせていただいた喪家様の例ですが、湯灌の際にご遺族が
『仏衣は着られませんで、これを着せてください。』とご用意されていたのは留袖でした。
これは故人様の遺志だった今日、お元気な頃から娘さんに
『女手一つで苦労して育てた子供の結婚式で着ていた幸せの絶頂の時の気持ちで
あの世に行きたいから、お母ちゃん死んだ袖着てね。』と仰っていたそうです。
ご親族様は『なぜ、袖を着ているの?普通の白い着物でしょ?』と仰っていましたが、理由をご説明すると非常に納得していただけました。
また、20代の若い女性がお勧めになった際には、
ご主人とお子様たちがジーンズとTシャツをご用意しておりました。
『これが一番、お母さんらしい』と理由を話されました。
ジーパンのような硬い生地でも湯灌業者はプロフェッショナルなので、見事に履かせていました。
この2つの事例では湯灌をし、メイクもされて、よりいっそう綺麗に付けられましたが、当然費用が発生してきます。
お金をかけずに綺麗に着付けをしてもらう方法は、病院でお見送りの場合であれば、病院で清拭してもらう際に一緒にしてもらったらいいでしょう。また、ご家族であげても良いと思います。
仏式葬儀だからと言って、経帷子にこだわらなくても、故人様の遺志やご家族の思いを優先されていいと思います。
先日の六文銭に関連する話題でした。
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