一昔前のお葬式には、喪家様の家紋があちらこちらに見られました。
会葬礼状、門前提灯、宮型霊柩車、自宅葬の場合は水引などお葬式の際には、家紋は必須のものでした。
ところが、自宅葬が減り、宮型霊柩車も減り、そして家族葬が増えたことによって家紋が必要なくなりました。
また個人情報の問題から会葬礼状に住所が記載されなくなったことで家紋も表示されなくなりました。
葬儀社によっては今でも喪家さまの家紋をどこかに使っているところもありますが、徐々に減ってきています。
また、喪家様もご自身の家紋がわからない方も増えてきています。
ご自分の家の紋を調べる場合、祖父や親族などに聞くのが一番です。
また、ご先祖様の紋入り墓石を調べる 、わからない場合、
ご先祖の墓石や、父親祖父、などの着物(紋付袴、紋入り)を調べる、故郷にご実家があれば、
食器や箪笥などの家具を調べる、更に仏壇の引き出しや神棚などに手がかりがあるかもしれません。
家紋は、あなたの祖先と家に伝わる紋章です。
忘れないようにしましょう。
家族葬 奈良 ESS