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大阪の家族葬専門葬儀社

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本社
〒631-0806 奈良市朱雀1丁目3-19 D-1
TEL:0742-71-0135 FAX:050-3737-0825

 

大阪・奈良・京都で
故人様の安置場所や式場探しに
お困りの方はお問合せください。

 

ブログ

昨日は自宅葬をお勧めする記事を書きました。

今日は、集合住宅での葬儀をお考えの場合・・・

まずは、自宅マンションでスムーズに家族葬ができる条件をご案内させていただいてます。

1:搬送経路の確保:
マンションのエレベーターに患者搬送用の扉がある事。(エレベーターの奥の下に鍵付きの扉があると思います)

自宅マンションから出棺する際に必要です。

2:葬儀スペースの確保:
自宅マンションのお部屋で2間が続いている所が必要です。(リビングと和室という感じです)

3:参列者の人数の制限:
自宅マンションの部屋数にもよりますが、大抵の場合は葬儀スペースに限りがありますので、葬儀に参列する人数を制限する必要があります。10人~15人ぐらいまでと思っていただければと良いと思います。

4:供花・供物の制限:
葬儀スペースの確保の為に供花・供物は、それぞれ1対づつに抑えた方が良いでしょう。

以上4つの条件を挙げさせていただきましたが、この条件が揃わないとできないという事ではありませんので・・・

ご心配なく。

但し、上記の条件の中で1番目の(搬送経路の確保)は、大事ですね。

柩に入った故人様を霊柩車にお連れするには、エレベーターは欠かせませんからね。

階段を使ってお柩を下ろすのは、人手も必要になりますし、万が一柩を落としてしまったら大変です

以前、ある高層団地で家族葬をした、6階からご家族の方にも手伝ってもらいながら柩を担いで降りたことがありましたが、大変でした・・・。

マンションにもいろいろありますのでウチはどうかな?』と思う方は是非お問合せください。

まずはご自宅に伺って、マンションの構造やお部屋の間取りを見せて頂ければ、マンションでの葬儀が可能かどうかお答えできます。

いろんなご提案ができると思います。

下の画像はリビングと続き間の和室に祭壇を組み、お柩を安置した時の施行例です。

 


 


ご参考までに・・・


 

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月13日  4:17 PM |カテゴリー: 家族葬,格安葬儀

ESSでは、自宅や集会所での葬儀を奨めています。

葬儀会館で葬儀を行うのではなく住み慣れた自宅から送り出してあげたいけど、果たして大丈夫なのか?と心配される方も実際には非常に多く、私どもで自宅葬についてご説明をさせていただきご納得していただいた上で、 自宅葬を行う方増えてきています。

葬儀は、故人様を偲ぶものであり会葬者のためのものではありません。

また形式にこだわることが重要ではなく、故人様を偲ぶことが重要なのです。

ご不幸事は突然起こることなので、ご遺族の方たちは、葬儀の打ち合わせや、弔問客の応対などに追われて悲しみに浸る間もなく、形式的に儀式が進み、慌ただしく終わってしまうことが多いようです。

 



 

 

 

自宅葬が減ってきている理由としては、

葬儀を執り行う遺族(喪主)の方が高齢になり葬儀をする場所の確保の為に片付けに負担がかかったりする

自宅が狭いからマンションだから

葬儀会館などで葬儀を行うほうが、設備や葬儀を行うための打ち合わせなどを考慮すると面倒が少ないため、喪主や遺族にとっては負担が少なくなる。

近所への心遣いも最低限で済み、非常にスムーズに式を行うことができ

以上のようなことが挙げられます。
また、自社の葬儀会館を所有している葬儀社の側も、自宅葬を敬遠する方向になってきているのも事実です。

葬儀社にとっては、自宅で葬儀をあげるよりも斎場で葬儀をあげるほうが手間がかからず、かつ同額の葬儀費用であれば葬儀会館で葬儀をあげるほうが利益が多いため、葬儀会館を奨めるということも自宅葬が減少している原因にもなっています。

 

 


そうした様々な事情で会館葬が主流になってきている現在ですが、ESSではあえて自宅葬をお勧めしています。

なぜならば、自宅葬は遺族(喪主)に精神的にも金銭的にもなるべく負担をかけず、十分に故人様を偲びお送りすることができるからです。

近年では『家族葬』という言葉がすっかり定着し、葬儀の規模が縮小傾向にあります。ですから、

「家族だけで葬儀がしたい
「身内だけで小規模な葬式で十分。家族に負担をかけたくない」

という方には自宅葬はピッタリなのです

形式的なお通夜や告別式に時間やお金を使うのであれば、その時間を故人の思い出を家族とともに語り合う時間に充てて欲しいというのが私ども考えなのです。

家族だけで葬儀をあげる時に必要な葬儀の形式にとらわれるのではなく、故人の意見を尊重し、故人を偲び送ってあげるというその気持ちが大切だと思います。
また、自宅葬をされた喪家様の満足度が会館葬と比べると格段に違う事を感じます。
オーダーメイドの家族葬ができた
考えていた以上のやさしいお見送りができた
というお言葉を喪家様からいただきます。

「自宅が狭い」「マンションに住んでいる」というだけで、自宅葬をあきらめていませんか?

ESSでは、自宅が狭くても一般的な布団が敷けるスペースがあれば自宅葬を行わせていただきます。

また、マンションでもよほどのことが無い限り自宅葬を行わせていただきます。
他社で自宅葬を断られてしまった方は、お気軽にご相談ください。
但し、自宅葬が物理的に無理な場合がございます。
そのような場合は、提携寺院や近隣の集会所を利用したお葬儀を提案させていただきます。

大切な方との最後の時間を、大切に過ごせる自宅葬・・・

もう一度、見直してみてください。

 

 

 


ご参考までに・・・

 

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月12日  2:57 PM |カテゴリー: 家族葬,格安葬儀

葬儀での服装のマナーとしては、『弔問客としての服装マナー』、『遺族・親族側の服装マナー』があります。

以前の服装は通夜には、遺族も喪服を着用しませんでしたが、最近では通夜が告別式の代用となってきており、弔問客も礼服で来るようになってきたので、遺族も喪服で迎えるようになってきています。

ただし、通夜を身内だけで行う場合は、服装の決まりはありませんので、喪服を着る必要はありません。
葬儀・告別式では、男性はブラックスーツが一般的です。本来、女性の場合は結婚指輪だけを残してアクセサリーはすべてタブーとされています。遺族の場合では真珠のネックレスでもダメです。男性はひげをそり、女性は薄化粧にし、口紅などはごく薄い色のものを使うようにします。

喪服が間に合わない場合は、貸衣装店や葬儀社の方でレンタルしている場合も多いですので、相談ください。この場合、着物・小物・着付けの費用がかかりますので、ご注意ください。


 

着物?洋服?
男性は、今ではほとんどの方が洋礼装(洋服)ですが、女性の方で喪主になられる方で、着物を着るかどうかを悩まれる方も多いかと思います。

確かに、少し前までは、喪主は着物を着るものとされていましたが、最近では減ってきています。喪主の方でも最近では和装と洋装の割合が半々くらいになってきています。

女性の服装
化粧は控えめに、髪もできるだけシンプルにまとめて、アクセサリー類は、結婚指輪以外は基本的にはつけない方がよいとされています。

しかしながら最近では真珠のネックレス(一連に限る)かイヤリングのどちらか片方はつけてよいとされています。

 



・ 和装の場合は黒無地染め抜き五つ紋付きに黒帯。羽織はつけません。夏は絽、冬は羽二重・ちりめんの生地にするのが一般的
・ 小物やバックは黒。
・ 下着と足袋(たび)は白で。
・ 洋装では黒のワンピースやスーツ、アンサンブルが正喪服になります。肌は露出せず、夏でも長袖か七分袖にし、丈は膝(ひざ)を隠すようにします。透ける素材はNG。
・ バックやストッキングは黒。光るエナメル素材はやめましょう。
・ アクセサリーは結婚指輪のみ。

 

通夜や葬儀の服装は、個人の死をいたむ気持ちを表すものですので、華美な服装や、肌の露出が大きい服装は避けたいものです。


 

男性の服装
和装(羽織と着物)、洋装(モーニングコート、但し、通夜ではブラックスーツ)が正礼装ですが、現在は、ほとんどの方が洋装(ブラックスーツ)を着られます。ブラックスーツは、ダブルでもシングルでも構いません。

・ 和装の場合、正喪服は黒羽二重の染め抜きの五つ紋付き羽織と着物に仙台平の袴。
・ 洋装の場合、正喪服はモーニングコート。
・ 一般的に準喪服のブラックスーツ。
・ ワイシャツは白無地。
・ ネクタイと靴下は黒。
・ 身内だけでの場合はグレーや濃紺のスーツ。

 

子供の若い遺族は、学生服やレンタルなど

子供の若い遺族は、学生服や制服、あるいは紺やグレーのブレザーでもかまいません。
急なことなので、喪服が間に合わない場合は、葬祭業者に相談すると貸衣装を手配してくれます。和装の場合は、自分の家の紋を選ぶようにします。

 


ご参考までに・・・

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月10日  11:48 AM |カテゴリー: 葬儀のマナー

立春以降、近畿地方では真冬の寒さが続いています。

こんな時に注意しなければいけないのは『入浴時のヒートショック』です。

多くの日本人はお風呂が大好きです。特に、寒くて体が冷えてしまいがちな冬は、1日の終わりにおふろで体を温めて、湯船でほっこりと一息つく時間を楽しみにしている人も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
でも、お年寄りや高血圧・糖尿病などの病気をもっている人にとって冬の入浴は常に危険と隣り合わせであることを忘れてはなりません。

凍えるような冬・・・入浴の際に寒い脱衣所で衣服を脱いで、鳥肌を立ててブルブル震えながら湯船に浸かるなんていうことはありませんか?

 


一般的に、家族が集まる居間などにはエアコンや暖房器具を置いて部屋を暖かくしますが、脱衣所や浴室に暖房器具を置いて暖めるという習慣はほとんどありません。

このような居間などと脱衣所や浴室、そして入浴の際の熱いお湯との激しい温度差が心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などによる突然死を引き起こす原因となるので注意が必要です。

 



 

 

 

◆ヒートショックによる突然死は冬が最も多い

●ヒートショックって?

冬の時期、暖房で暖かい今などと暖房のない脱衣所や浴室との温度差が10℃以上になることは稀ではありません。

このような温度環境下で入浴する場合、暖かい居間から寒い脱衣所や浴室への移動、そして熱い湯船への移動、という小さな動きの中での急激な温度変化が短時間のうちに起こり、これに伴って、血圧の急激な上昇や下降が引き起こされます。これを『ヒートショック』といいます。

ヒートショックは身体に大きな負担をかけるため、冬の入浴時に起こる突然死の大きな要因となります。

例えば、急激に血圧が上昇した場合は脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などで死亡する恐れがあります。

逆に血圧が低下した場合は脳貧血を引き起こし浴槽でめまいを生じて怪我をしたり、溺れたりする危険性があります。

入浴時の温度差が大きくなりがちな12月・1月・2月は1年のうちで入浴中の突然死が最も増えるので特に注意が必要です。

【入浴に伴う血圧の変動】

1. 寒い脱衣所で衣服を脱ぐと体から熱が奪われないように毛細血管が収縮し、血圧が上昇(↑)

2. 浴槽に入り熱い湯に触れると交感神経が緊張するため、血圧が急激に上昇(↑↑)

3. 浴槽内で肩までどっぷり湯に浸かると、水圧により心臓に負担がかかり、さらに血圧が上昇(↑)

4. その後、浴槽内で体が温まると血管が拡張し、血圧は急激に下降(↓↓)

5. 浴槽から上がると水圧がかからなくなるため、血圧は下降(↓)

6. 入浴後、脱衣所が寒いと温まった体が冷えるため、熱が奪われないように再び毛細血管が収縮し、血圧が急激に上昇(↑↑)

 

 

 

 

 


◆ヒートショックの影響を受けやすい人は要注意!

ヒートショックの影響を受けやすいのは高齢者、高血圧や糖尿病の病気をもつ人、動脈硬化のある人などです。

また、肥満気味の人や呼吸器官に問題があり睡眠時無呼吸症候群などをもつ人、不整脈がある人など、次に掲げるような場合もヒートショックの影響を受けやすいといわれています。

【ヒートショックの影響を受けやすい人】

・ 65歳以上である

・ 高血圧、糖尿病、動脈硬化の病気を持っている

・ 肥満気味である

・ 睡眠時無呼吸症候群など呼吸器官に問題がある

・ 不整脈がある

・ 自宅の脱衣所や浴室に暖房器具がない

・ いわゆる『一番風呂』に入ることが多い

・ 熱い風呂が好き

・ お酒を飲んでから入浴することがある

◆ヒートショックを未然に防ぐには

入浴時の事故を未然に防ぐためには、居間と脱衣所と浴室の温度差をできるだけ小さくしておことが大切です。また、ぬるめの湯加減でじんわり体を温めるのがいいようです。

1. 居室と脱衣所の温度差をなくす。(脱衣所に暖房器具を置くなどして入浴前に脱衣所を暖かくしておく


2. 脱衣所と浴室との温度差をなくす。

(浴槽の蓋を開けたり、服を脱ぐ前に浴室の床や壁に温かいシャワーをまくなどして、浴室を暖めておく


3. ぬるめのお湯でじんわり身体を温める。

(湯船に入る前に、手や足といった末端の部分からかけ湯をして、徐々に体を温めていく

4. いきなり肩まで湯船に沈めずに、からゆっくりと入り、徐々に肩まで沈めていく

 


5. 入浴時間はほんのり汗ばむ程度にする。

6. 湯船から出る際は、急に立ち上がらずにゆっくりと立ち上がり、湯船から出る

7. 飲酒後の入浴は避ける。

8. 入浴の前後には、コップ1杯程度の水分を補給する

【高齢者や高血圧、動脈硬化の持病がある家族と同居している人は】

家族の入浴中に、お湯加減はどう?』『大丈夫?』などの定期的な声掛けを習慣にしてください。

今週の火曜日、あるテレビ番組にタレントの桜金造さんが出演し、ご自身が入浴中に脳内出血した時のことを語っておられました。

幸い、奥様が異変に気づき浴槽から金造さんを救い出して命は助かりましたが、もし一人だったら間違いなく溺れ死んでいたところだったそうです。

女性一人の力では男性を浴槽から引っ張り上げるのは大変な重労働ですが、奥様は気転の利く方で、金造さんが溺れる前に、まず浴槽の栓を抜かれたそうですよ。

万一の際には、ご参考になさってください・・・

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月7日  11:33 AM |カテゴリー: 未分類

◆骨葬とは

お葬式の順序は、通夜から始まり葬儀・告別式―出棺―火葬という流れが一般的にっています。

しかし北海道の一部、東北地方等の関東北部以北、甲信越地方の一部、中国地方や九州の一部では、葬儀・告別式に先立って火葬が行われています。

通夜に先立って火葬を行う地域もありますが、通夜を行い、翌朝に出棺して火葬をし、午後から葬儀・告別式を行い、終わると墓地に行き納骨という流れが一般的です。

土葬が長く続いた地域に見られる方式で、葬儀の最後はお墓に埋葬する、という考えからのものです。

遺体ではなく、遺骨を安置して葬儀・告別式を行うので「骨葬(こつそう)」呼びます。
死亡直後は家族だけで密葬にして火葬を済ませておき、時間をあけて遺骨でもって本葬、葬儀・告別式、あるいはお別れ会を行うという方法です。

通夜は遺体を前にして行い、葬儀や告別式の前に、いったん家族で先に火葬を行うケースあります。
著名人や会社の経営者が、大規模なお別れ会や社葬を行う時に、骨葬でされるケースがみられます。これは、大きな葬儀で準備に時間がかかるため、遺体の保全状況を考え先に荼毘に付してから骨葬で葬儀を行います。

 


◆骨葬の事例

著名人や会社の経営者ではなくても、骨葬になる場合があります。例えば、年末年始にかけての葬儀・告別式は、火葬を家族のみで行っておいて、松が取れてから葬儀のお知らせをしたり、農村部では、仕事が一番忙しい時期には、本葬は日を改めるというような習慣が今でも残っています。
千葉県の一部の地域など伝統的に、先に火葬を行い、お骨の状態で骨葬として葬儀を行う地域もあります。

関西では、遺体を前にしての葬儀が一般的なのですが、遺体の状態やご遺族の事情により骨葬になる場合があります。

一般の方で骨葬になった事例を2つ紹介します。

●ケース1:自宅で孤独死され、死後10日以上経過してから発見された!

ご遺体の状態が非常に悪く、どなたか顔が判別できない状態で、かなりの腐敗臭もありました。しかし、故人様がまだ50代で現役ということもあり、皆さんに見送って欲しいので、直葬ではなく通常通りお葬式をしてあげたいとのことでした。連絡を受けたのがすでに夕方だったので、翌朝一番の火葬予約をし、先に荼毘に付してから葬儀・告別式を執り行いました。

●ケース2:故人の遺志

故人もご子息2人も医師でした。地元で個人病院を経営されていて、患者様も多い病院でした。

故人は生前からもし自分に万一のことがあっても、絶対に医院を休むな!と言い続けていたそうです。

亡くなられたのが金曜日、日程は翌日土曜日が通夜、日曜日を葬儀・告別式にすれば医院を休まずにすみます。

ところが日曜日の火葬場の空きが朝一番の時間帯しかなかったのです。日延べもご提案しましたが、故人様の遺志を絶対に守りたいとのことで、通夜はご遺体を前に行い、翌日火葬してから葬儀・告別式を行いました。

お別れには色々な形があります。亡くなってから慌てて葬儀をすると後悔する場合もあります。故人様やご遺族が納得してお別れができるように、骨葬という選択肢もあります。

万一の時、慌てないためにも納得のいく葬儀をするためにも一番良いのは、予めある程度葬儀に関する準備をしておくことです。

そのためには生前から数社の葬儀社に出向き、事前相談や生前見積りをすることをお勧めします。

ご参考までに・・・

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月5日  10:35 AM |カテゴリー: 家族葬,格安葬儀

無宗教葬を選ぶ前に、今後の葬送方法について遺族・親族間でよく相談しておくことが大切です。

●遺族・親戚間でトラブルにならないように事前に打合せをしておく。
無宗教葬 」という言葉が広まったとはいえ、実際に無宗教で葬儀をする割合は全体の1%くらいにすぎません。

そのため故人や遺族が「変わり者」として見られてしまうこともあるでしょう。

中には「無宗教では成仏できない!」と大反対する親戚がいるかもしれません。

無宗教葬に慣れている葬儀社を選ぶ。
ほとんどの葬儀社は「無宗教葬でもOK」と自信満々で引き受けてくれます。

しかし、無宗教葬はマニュアルがないために葬儀社によって企画力、演出力、実行力がかなり違ってきます。

どのような提案をしてくれるか、数件の葬儀社と比較検討することをおすすめします。

●納骨場所を考えておく。

無宗教葬の場合、宗旨・宗派の指定がない公営墓地や民営墓地を選ぶことになります。

もし菩提寺にある墓に納骨する予定があるのなら、菩提寺に葬儀を執り行ってもらうほうが賢明です。

●四十九日法要にかわる追悼式はどうするか。
葬儀は無宗教葬で滞りなく執り行ったけれども、後のお祀りをどうするのか相談を受けることがあります。

仏式には故人を上手に思い出すことができる四十九日法要、一周忌法要などがあります。

それに変わる追悼式をどのような形で行うか考えておく必要があります。

 


無宗教葬にするために考慮すること

故人が生前に無宗教の葬儀を望んだ場合などは、それを叶えてあげたいというのが人情ですし、葬儀もそれに従うのがよいと思われます。

しかし、少なくとも次の2つのことには注意しておく必要があります。この調整をしないと結局、仏式の葬儀ということになってしまうかもしれません。

菩提寺がある場合の調整

お寺に納骨する場合は、勝手に無宗教葬にしないこ

本来、お寺と檀家との関係は葬儀や法要だけに限らず、日常生活に大きな接点があるものでした。

しかし、最近は葬儀だけのお付き合いの場合も多く、しかもお経をあげて「はい、さようなら」の寺檀関係も少なくありません。そういったお寺との関係が弱くなったのに加え、葬儀の個性化が進み、「意味がよくわからないお経を長々とあげてもらうより、故人らしいお別れがしたい」したいという人が増えたことで、無宗教葬が注目されるようになりました
しかし、菩提寺があり、先祖代々のお墓がお寺にある方は、菩提寺と檀家との間守らなければいけないルールがあります。
檀家なのに、葬儀は菩提寺に知らせることもなく勝手にすませ、戒名もいらない。

でも遺骨だけはお墓に入れてください……というのでは、納骨を拒否される場合があります

菩提寺である寺院墓地は檀家制度によって寺院を維持している宗教集団なので、檀家になることが条件で納骨できるというわけです。

つまり、菩提寺から戒名をもらわないと納骨させてもらえないということです。

菩提寺があってなおかつ無宗教で葬儀をしたいという場合には、事前に菩提寺とよく話し合われることが大事です。
納骨場所が菩提寺ではなくて、公営墓地や宗教不問の民間墓地であれば何の問題もおきません。

 


 


家族・親族の同意

無宗教葬をスムーズに行うために、家族や親族筋の同意を事前に取り付けておくことも大事です。

そうしないと、現状では無宗教葬は広く一般に行われているものではないので、反発や感情的なしこりを残さないとも限りません。

特に、菩提寺があるような場合、「うちでは代々あの菩提寺に来てもらって葬儀をしている。このような葬儀は認めない」という親戚がでてこないとも限りません。

いずれにしても、菩提寺だけでなく、家族・親族で事前によく相談しておく必要があります。
現状において、あまり多くないこと(無宗教葬)をやろうとすれば、それなりに労力が必要になると思ったほうがいいでしょう。

上記の2つをクリアしたとしても、無宗教葬には決まった形式がないために、式の構成・進行もよく考えておいたほうがいいからです。

 


 


ご参考までに・・・

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月3日  9:40 AM |カテゴリー: 家族葬

無宗教の葬儀は自由であるが、自由であるがゆえに難しい

無宗教葬は自由葬とも呼ばれるように、特定の形式はありません。

形式がないということは、形式を作らないといけないということです。

仏式のように決まった形式でもって時間が流れてはくれません。形式を作るには、それなりのエネルギーが必要です。

一般的には、焼香の変わりに献花を行い、祭壇は白木ではなく生花でつくり、遺影を飾り、音楽を流すことが多いようです。

それにしても、どのようにしたいのか明確にしておかないと、しまりのない式になってしまい、会葬者を困惑させてしまうかもしれません。
故人をどのような形で送るのか、故人を送る気持ちをどのような形で表現すればいいのか、など事前によくイメージを考えておくことが必要です。

 

 


無宗教葬(自由葬)のメリット

・葬儀(葬式)の形は故人の生き方にふさわしいように自由な演出を行うことが出来る

・故人の趣味や職業などを活かした印象深い葬儀ができる

・長い読経などがないので時間が自由に使える(音楽葬として読経の変わりに故人の好きだった音楽を流す場合が多い)
・形式は自由なので献花ではなく焼香(線香)を行うことも自由
・祭壇を飾るかどうかも自由(飾る場合もどのような物を飾るかも自由)
・費用を抑えることも可能

・宗教者への謝礼が不要

 


無宗教葬(自由葬)のデメリット

・一般的な仏式葬儀以上に細かな打ち合わせが必要

・親族などの理解が必要
・形式が決まっていないので参列者がとまどう【伝統的な式に慣れている人には違和感がある)

・葬儀後の弔い方が慣習として定まっていない(仏教の仏壇や四十九日に変わるものをどうするか悩む)
・年配の方に理解してもらえない
・遺族の気持ちの区切りがつきにくい

・小規模だと式にしまりがなくなる場合がでてくる

 


 


「無宗教葬」が少ない理由
実際に「無宗教葬」への期待やニーズは高まっているものの、実施するとなるとまだ少数にとどまっています
家族葬や直葬が明らかに増加の傾向が見られるのに比べると、同じ新しい潮流としてもてはやされている無宗教葬はまだ少ないのが実情で。 日本人の三分の一は非宗教層なのになぜ少ないのでしょう

1慣れていない
単純な答でが、これは大きい理由の一つです。数が少ないから慣れていない。したがって特殊に見られる、変わり者に見られる、と危惧するので
密葬でもないかぎり葬儀は社会性を帯びます。社会から奇異に思われないかという不安は大きいようです
また、仏式葬であるなら慣れていて対処にも不安がないが、不慣れな無宗教葬だとどう対処していいかわからないという不安があります

2成仏しないのではないか?という思い
宗教儀礼の本質は、死者を彼岸(あの世)に受け渡すことにあります

「成仏する」という表現は無事に死者をあの世に送ることを意味しているのです

宗教儀礼の伴わない無宗教葬であればそこの点がどうにも不確かなので、「無宗教葬では成仏できない」とする不安をもたれる方もいます

3日常性の延長
葬儀は人の死に伴うものでから、精神的な危機に陥らせ、悲嘆、惧れ、不安、といった心理を招きます

昔はこうした危機は死者の霊が荒れていることの反映として見られたため、鎮魂、遺族の危機心理の鎮静として宗教儀礼は機能していました

非日常性に対処する宗教性があったので、無宗教葬ではもの足りなさを感じるのです

宗教儀礼を省いた葬儀は、日常性の延長でしかない不満が残ったりします

4無宗教葬へのこだわりが少ない
無宗教葬はいいなと思っていても、特に意識して無宗教葬を選んでいる人は少数派で

だから親戚その他から異議が出ると簡単に覆るという性格をもっています

特定の宗教宗派に属していないから無宗教葬という消極的理由を根拠としたものであるから、一応の形式としての宗教儀礼の提案に対しても抵抗力は弱いのです

よほどのこだわりをもって、生前から自分自身の葬儀をプロデュースしている人や、遺族がこだわりをもっている場合は別として、ただ漠然と無宗教葬にしたいと思っているだけでは、一般的な仏式葬儀になることが多いです。

 

無宗教葬は一般の葬儀よりも、綿密な打ち合わせと家族の理解が必要ですから、事前に相談しておくことが重要です。

ESSでは、無宗教葬の相談も受け付けていますので、ご家族の方もご一緒に事前相談されることをお勧めします。

 


 


ご参考までに・・・

 

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月1日  9:29 AM |カテゴリー: 家族葬
     
 
 

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