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大阪の家族葬専門葬儀社

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無宗教の葬儀は自由であるが、自由であるがゆえに難しい

無宗教葬は自由葬とも呼ばれるように、特定の形式はありません。

形式がないということは、形式を作らないといけないということです。

仏式のように決まった形式でもって時間が流れてはくれません。形式を作るには、それなりのエネルギーが必要です。

一般的には、焼香の変わりに献花を行い、祭壇は白木ではなく生花でつくり、遺影を飾り、音楽を流すことが多いようです。

それにしても、どのようにしたいのか明確にしておかないと、しまりのない式になってしまい、会葬者を困惑させてしまうかもしれません。
故人をどのような形で送るのか、故人を送る気持ちをどのような形で表現すればいいのか、など事前によくイメージを考えておくことが必要です。

 

 


無宗教葬(自由葬)のメリット

・葬儀(葬式)の形は故人の生き方にふさわしいように自由な演出を行うことが出来る

・故人の趣味や職業などを活かした印象深い葬儀ができる

・長い読経などがないので時間が自由に使える(音楽葬として読経の変わりに故人の好きだった音楽を流す場合が多い)
・形式は自由なので献花ではなく焼香(線香)を行うことも自由
・祭壇を飾るかどうかも自由(飾る場合もどのような物を飾るかも自由)
・費用を抑えることも可能

・宗教者への謝礼が不要

 


無宗教葬(自由葬)のデメリット

・一般的な仏式葬儀以上に細かな打ち合わせが必要

・親族などの理解が必要
・形式が決まっていないので参列者がとまどう【伝統的な式に慣れている人には違和感がある)

・葬儀後の弔い方が慣習として定まっていない(仏教の仏壇や四十九日に変わるものをどうするか悩む)
・年配の方に理解してもらえない
・遺族の気持ちの区切りがつきにくい

・小規模だと式にしまりがなくなる場合がでてくる

 


 


「無宗教葬」が少ない理由
実際に「無宗教葬」への期待やニーズは高まっているものの、実施するとなるとまだ少数にとどまっています
家族葬や直葬が明らかに増加の傾向が見られるのに比べると、同じ新しい潮流としてもてはやされている無宗教葬はまだ少ないのが実情で。 日本人の三分の一は非宗教層なのになぜ少ないのでしょう

1慣れていない
単純な答でが、これは大きい理由の一つです。数が少ないから慣れていない。したがって特殊に見られる、変わり者に見られる、と危惧するので
密葬でもないかぎり葬儀は社会性を帯びます。社会から奇異に思われないかという不安は大きいようです
また、仏式葬であるなら慣れていて対処にも不安がないが、不慣れな無宗教葬だとどう対処していいかわからないという不安があります

2成仏しないのではないか?という思い
宗教儀礼の本質は、死者を彼岸(あの世)に受け渡すことにあります

「成仏する」という表現は無事に死者をあの世に送ることを意味しているのです

宗教儀礼の伴わない無宗教葬であればそこの点がどうにも不確かなので、「無宗教葬では成仏できない」とする不安をもたれる方もいます

3日常性の延長
葬儀は人の死に伴うものでから、精神的な危機に陥らせ、悲嘆、惧れ、不安、といった心理を招きます

昔はこうした危機は死者の霊が荒れていることの反映として見られたため、鎮魂、遺族の危機心理の鎮静として宗教儀礼は機能していました

非日常性に対処する宗教性があったので、無宗教葬ではもの足りなさを感じるのです

宗教儀礼を省いた葬儀は、日常性の延長でしかない不満が残ったりします

4無宗教葬へのこだわりが少ない
無宗教葬はいいなと思っていても、特に意識して無宗教葬を選んでいる人は少数派で

だから親戚その他から異議が出ると簡単に覆るという性格をもっています

特定の宗教宗派に属していないから無宗教葬という消極的理由を根拠としたものであるから、一応の形式としての宗教儀礼の提案に対しても抵抗力は弱いのです

よほどのこだわりをもって、生前から自分自身の葬儀をプロデュースしている人や、遺族がこだわりをもっている場合は別として、ただ漠然と無宗教葬にしたいと思っているだけでは、一般的な仏式葬儀になることが多いです。

 

無宗教葬は一般の葬儀よりも、綿密な打ち合わせと家族の理解が必要ですから、事前に相談しておくことが重要です。

ESSでは、無宗教葬の相談も受け付けていますので、ご家族の方もご一緒に事前相談されることをお勧めします。

 


 


ご参考までに・・・

 

 

家族葬 奈良 ESS


2014年2月1日  9:29 AM |カテゴリー: 家族葬
     
 
 

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