病院で亡くなったら自宅で安置し、枕飾りを整えて家族が見守る中で納棺、そして通夜……。
ごく当たり前のように感じるこの一連の流れですが、最近は自宅へ戻らずにそのまま葬儀会館や火葬場の安置室(保冷庫を含む)へ直行するケースが増えています。
マンションや共同住宅に住んでいる人は「エレベーターが狭いから運べない」「エレベーターがない古いマンションなので遺体を運ぶのが困難」などを理由にあげますが、理由はそれだけではなさそうです。
自宅に戻れば、家の片付けをしなければなりませんし、親戚が来れば軽い食事の準備をする必要もあります。
故人と向き合ってお別れをしている余裕などなくなってしまうのでしょう。
そういった事情で、ご遺体の安置は自宅ではなく、安置室へそのまま運ばれることが多くなったのですが、単なる物理的事情で安易に決めてしまうのはおすすめできません。
自宅で安置をする場合は、ずっと誰かがそばに付き添ってあげることもできます。
惜しみなくお別れをすることもできます。故人の身体の変化を感じることができます。
それは死を受け止めながら「命」に接する大切なひとときでもあるのです。
安置室へ直行するか、自宅で安置するか、悩んだあげく自宅を希望した人のほとんどがこうおっしゃいます。
「やっぱり自宅へ帰ってよかった!」
ESSでは、よほどの事情がない限り、自宅での葬儀をお勧めしています。
設備の整った葬儀会館に比べると、多少の不便は否めませんが、それ以上の満足感をもたらしてくれます。
高齢者の7割以上は『最期は自宅で』と考えているのにも関わらず、それが叶わない事の方が多いのです。
わたくし共は、『せめて、最期くらいは自宅から見送って欲しい・・・また見送ってあげたい』というご家族の思いに沿ったご提案を致します。
自宅で葬儀をしたいけど、ウチでも大丈夫?とお悩みの方は、是非、ご相談ください。
家族葬 奈良 ESS