一昔前までは、葬儀の際、祭壇に使われる花と言えば『白菊』でした。
菊でも「ポンポン菊」という丸い菊を使うこともあります。名前のとおりポンポンのようで可愛らしい雰囲気です。
あと定番は百合・胡蝶蘭・トルコ桔梗・かすみ草などですね。
勿論、今でも菊はよく使われますが、
最近では洋花を希望される方が増えています。
お寺様によってはNGの場合がありますが、薔薇も人気があります。
季節によって、春は桜やチューリップ 、初夏はしゃくやくや紫陽花 、夏はひまわり、 秋はコスモスというように、季節感のある花を使うこともあります。
←この写真は芍薬です。
生花市場の入荷状況にもよりますが、もし、希望の花があれば仰って下さいね。
できる限りご要望に添える努力は致します。
また、花の種類ではなく、色合いを指定される場合もあります。
白メインで荘厳に・・・とか、故人様が女性ならピンクで可愛らしく・・・とか、あとはビタミンカラー(黄色・オレンジなど)で元気よく・・などイメージを伝えてください。
男女を問わず、紫色メインだと高貴で上品なイメージに仕上がります。
ちなみに、『写真まわりは真っ赤な薔薇とグロリオサで炎のイメージで』と仰った方もいましたよ。
お葬式も生前に自分でコーディネートする時代へと変わってきています。
もし、ご自身で好きな花があれば、エンディングノートに書いておいたり日頃からご家族に伝えておくと良いかもしれませんね。
かすみ草は、いろんな所に使えるし綺麗でいいですね。
ご参考までに・・・
家族葬 奈良 ESS