皆さんは『エンディングノート』をご存知でしょうか?
近年ではすっかりこの呼び名が定着したようで、書籍売り場にはシンプルなものから詳細に記入できるものまで、いろいろなタイプのエンディングノートが市販されています。
葬儀社がイベントなどで無料で配布していたり、事前相談や事前見積もりの際にプレゼントしてくれることもあるので、 葬儀社に足を運んでみるのもいいでしょう。
一般的に、エンディングノートと言えば、自分を見つめ直して「この先の人生をどう歩むか」整理するためのツールで、定年を迎え、そろそろ自分の人生の終幕に向けて家族に伝えておきたいことがあるときに、事前に記入して残して置くためのノートのことです。
いきなり、遺言書や委任契約書を作ろうと言われても尻込みしてしまう人もいるでしょう。
そんな人は「エンディングノート」からはじめることをお勧めします。
『まだ自分は若いから、万一の時のことなんて・・・』と考えている方も少なくないでしょう。
しかし、不慮の事故やアクシデントがあったとき、意識が戻らない状況になったときや、突如この世を去るような不幸な事故に見舞われたときでも、自分の思いを伝えることができます。
エンディングノートは遺言書ではないので気負って書く必要はありません。
日記を書くのも苦手だという人もいるかもしれませんが、上手く書こうなどと思わず、家族への感謝の気持ちを残しておくくらいの気持ちでOKです。
様々な種類があるエンディングノートですが、自分が書きやすいと思える物を探せばよいでしょう。
弊社スタッフの『おひとりさま』スタッフが、先日こんなノートを買ってきました。
(ちなみにこのスタッフは40代です)
コクヨの『もしもの時に役立つノート』です。
紙質がよく、綴じ方の技術でしょうか、見開きにした時に記入がしやすいのです!
記入できる内容も、コンパクトにまとまっているしちょうどよいボリュームだと感じました。
もう少し年代が高く、内容をしっかり書きたい人にはもっとページ数が多いものがよいのかもしれませんが・・・
『エンディングノート』ではなく『もしもの時に・・・』というネーミングの通り、家族が入院して困ったときの話や、財布を落としてしまった時の話などが、漫画で分かりやすく説明してあります。
エンディングノートビギナーや、まだ若い方に向いているなぁ~と思いました。
弊社は、コクヨさんの回し者じゃないですが、よくできた作りだと感じたので紹介させていただきました。
ご参考までに・・・
家族葬 奈良 ESS