近年、費用や住宅事情、墓の問題や宗教に対する考えの変化などから、お葬式に対する“価値観の変化”がみられ、残されたまわりの人のためという傾向がより強くなっています。また宗教へのこだわりがなく、そこから自由になりたいという故人の思いが反映される傾向も強くなっています。
今後、ますます『自分らしいお葬式をしたい』と考える人が増えていくと思われますが、現在はまだ従来型とは違う形式が世間に寛容な受け止められかたをしていません。しかし、それによるトラブルは事前にしっかりと準備しておけば、十分に防ぐことができます。
そのためにまずは「どうしたいのか」を決めましょう
まずはご自身が、どんな葬儀を行いたいのか、どういう基準で業者を選ぶのか、漠然としたイメージでもかまわないので、葬儀のイメージを持つことが大事です。
残された家族のために、あまり費用をかけずに極力簡素化する形式をとるのか、
それとも、故人の社会的側面を重視し、幅広く故人の死を告知する形式をとるのか。
葬儀の形式や種類にも様々なものがあり近年増えてきているのは『家族葬・直葬』など小規模な葬儀です。
また、『無宗教葬』など、従来の形式にとらわれない葬儀形式にも関心が高まってきていますが、まずは、残された家族や社会で関わった方々すべてにご納得いただけるような葬儀のイメージを考えてみてください。
葬儀形式だけでなく、葬儀の内容を選ぶ基準は人それぞれです。
価格の安さを基準にする人もいれば、少々高くても内容の良さを基準にする人
祭壇や棺、骨壷等の使用する物にこだわる人
使用する物にはこだわらないけれども、料理にはこだわる人
スタッフにきめ細やかな対応を求める人などなど・・・
いくら利用経験のある方に紹介してもらった葬儀社でも、自分の価値観や選択の基準が違えば満足できないこともあるでしょう。
しかし、基準がしっかりとしていれば業者選びにも後悔が少なくなります。
そして、貴方の「どうしたいのか」が具体的に決まっていれば人数やスタイル、予算などの希望までをきちんと葬儀社に事前相談してプランや見積りを出してもらいましょう。 同じ内容で複数社見積りを取ってみると葬儀社の良し悪しや、どの葬儀社なら自分の希望に沿ったプランを提案してくれるかが明確になります。また、もしもの時の家族以外の方の納得も得られやすいので、家族の意見もまとめて、できれば文書におとしておきましょう。
葬儀社を探すにしても、ただ値段という数字だけを比較するのではなく、本当に提示金額に見合った内容なのかが重要になります。故人様やご遺族の声に耳を傾け、親身になって要望や希望に沿った提案をしてくれる葬儀社を探しましょう。
ESSでは、皆様のご希望に沿った提案を心がけております。
ご参考までに・・・
家族葬 奈良 ESS