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大阪の家族葬専門葬儀社

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成年後見制度をご存知でしょうか?どこか難しそうな響きですが、今後、必要性が高くなると思われる制度です。
加齢により判断力が著しく低下した人や認知症を発症した人を守るために、2000年にスタートした制度で、
その契約数は、毎年二割以上増えています。

もし、私が認知症になったら・・・。誰もがこんな不安をどこかに抱えているものです。
自分が認知症をいつ発症するのか分かっていれば対処のしようもあるでしょうが、
実際は本人は気づかずに進行してから周囲が気づくというケースが多いものです。

もし判断力が低下して、自分の身の回りのことができなくなれば、日常生活を送ることが難しくなるだろうし、
加えて、押し売りや詐欺に遭う可能性も高くなり、大切な財産を失ってしまうことになりかねません。

認知症が進めば、自分の財産を管理することはもちろん、介護サービス・施設と契約したり、遺言書を作ったりすることも不可能になります。

「成年後見制度」はこのような人に保護者を付け、財産を守ると同時に当人の権利を保護し、支援する制度です。

成年後見制度には「法定後見制度」と「任意後見制度」の二種類があります。

法定後見はすでに判断力が低下している人を保護するものです。
家庭裁判所により選ばれた成年後見人、保佐人、補助人が代理として契約や日常の事務的なことや財産管理を代行してくれます。
家族などが家庭裁判所に申し立てをして、後見人を指名してもらいます。

任意後見は、威尼はまだ判断能力は十分にあるが、将来自分の判断能力が低下したときに備えて、
自分が選んだ人に後見人になってもらい、事務の内容を決めて契約してもらうものです。

財産管理はどうするか、どういう施設に入所するか、介護や看護はどうしたいかなど、具体的な事柄を自分の希望で決めることができます。
いわば任意後見は、自分の将来を見通し、自分らしく老いていくことをサポートするための制度といえます。

ただし、任意後見人は事務手続きの代行であって、法律上サポートできない部分もあります。

例えば、重大な手術への同意や延命治療の有無を判断することはできません。

また、実際に介護などを行うのは、依頼したサービス施設や医療機関です。

高齢者のみの世帯で、連れ合いを亡くされた場合、一人残された夫(妻)から自分の時はどうしよう?と相談を受けることがありますが、
まだお元気なうちに任意後見制度を利用することをお勧めしています。

任意後見のメリット

①自分の財産が守れる
自分で選んだ信頼できる相手に通帳や実印の管理を任せられる。

②介護費用、入院費などの手続きを速やかに行える
まとまったお金が必要になったとき、後見人が定期預金の解約や不動産の売却などを代行してくれる。

③家族・親族同士のトラブルから身を守れる
親族間にトラブルが起こったとき、後見人がいれば、不利な状況に立たされる危険性を回避できる。

④日常生活で不自由な面を減らせる
水道や電気といった公共料金、家賃、税金などの振込を後見人に代行してもらえる。

⑤老老介護による不安を避けられる
もし「介護しているほうも認知症になったら・・・」。後見人がいれば介護者自身の生活を守るための
手続きと併せて介護していた家族のために法定後見の手続きをしてもらえる。

次回は任意後見は誰に頼めばいいのか考えてみましょう。


家族葬 奈良 ESS


2014年6月5日  8:43 AM |カテゴリー: 終活

前回までの説明で、財産を管理してもらえる仕組みがあることはご理解頂けたと思いますが、

やはり気になるのは、「誰に頼むか!」という点でしょう。
自分の財産を他人に任せるのですから、受任者(委任を受ける人)は慎重に選びたいものです。
「財産管理等の委任契約書」のなかに、受任者が勝手に不動産を売ったりしないように、

財産の処分権限まで与えないのが通常ですが、それでも勝手なことをされる危険性がないとはいえません。

まずは、子ども、親戚、長い付き合いの友人などの中から、本当に信頼できる人がいるかどうかを考えてみてください。
人柄だけでなく、依頼した事務処理をやり遂げられる時間と能力がある人でもなければいけません。

すでにお金の管理を任せているいる人がいれば、その人を優先します。
もし身近に適当な人物がいないときは、弁護士、司法書士、行政書士、社会福祉士などの専門家に依頼することもできます。
しかし、専門家だからといって全て任せきりにはしないことです。
念には念を押すひとつの方法として、複数の人に受任者をお願いすることもできます。お金の出し入れは同居している娘に、
介護や看護関係の手続きについては信頼できる福祉団体に頼むのもいいでしょう。
あるいは信頼できる子どもが複数いるのなら、全員に受任者になってもらうのも手です。
あらかじめ誰がどの役目をするのか決めておくのもいいし、その都度担当を変更するのもいいでしょう。

こうすれば、受任者が欠けた場合に備えることができます。

これとは別にもうひとつ大切なことは、依頼するとき、受任者と時間をかけて話し合うことです。
親の頼みだからと無理して引き受けてしまう子どももいるだろうし、断ると波風が立つからと嫌々引き受けてしまう親戚もいるでしょう。
双方で理解し合っていないとトラブルを生む原因になります。

専門家など、第三者に依頼するときは、報酬を支払う必要があります。
事務処理の手間のかかり方に応じて月額で1万円から3万円くらいを目安にしましょう。
家族なら無報酬にしておき、遺言でほかの相続人よりも多めに財産を分けるという方法もあります。


次回は「後見人制度」について説明します。


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2014年5月10日  8:20 AM |カテゴリー: 終活

今回は、財産管理等の委任契約書の作り方について説明します。
「財産管理等の委任契約書」は、私的な契約書なのでその形式は自由です。自分と受任者の二人だけで契約書を作成しても構いません。
しかし、あとで契約書の信頼性や内容についてトラブルになったときに備えるためには、公正証書で作ることをおすすめします。

①まずは委任の内容を決めましょう。
公正役場には契約書の見本があるので、それを参考にするとよいでしょう。
一般的には
◆年金の受け取りや税金の支払いなどの現金の管理
◆金融機関での取引の管理
◆不動産などの管理
◆医療費や生活費などの支払い
◆看護・介護・保険の手続き
◆住民票や戸籍謄抄本などの請求や登記・供託の申請などの役所関係の手続き
◆通帳や印鑑・カードの保管
などが挙げられます。
但し、受任者に勝手に財産を処分されないように、不動産の売買、預貯金を株に投資するなどの権限は与えない方がよいとされています。

②公証役場で作る場合、遺言書の作成と同様に、本人確認のために印鑑証明を用意しておくとよいでしょう。

③公証役場へ行ったら。まずは財産管理等の委任契約書の見本をもらって目を通します。
ほとんどのことが代理できるほど広範囲な代理権目録が書かれているので、不要な項目は削除し、必要だが
載っていない項目があれば付け加えましょう。
例えば、年金の受け取りと家賃の支払いだけを委任したり、入院する予定があれば、その間だけの事務処理
を代理してもらったりすることもできます。
さらに制限して○○銀行の△△名義の口座から毎月○万円だけ引き出して欲しいといったような依頼もできます。

④また受任者にはその都度、依頼者であるあなた、あるいは監督を頼んだ第三者に、依頼内容をどのように処
理したのか報告してもらうよう義務づけておくとよいでしょう。
一番、信頼できる人に頼むのに、そこまで細かく指示するのは、自分がどこか疑いをかけているようで、悪い気がすると感じる人もいるでしょう。
確かにその気持ちはわかりますが、未然にトラブルを防ぎ、周囲から余計な詮索を受けないためにも、なあなあではお願いしないほうがよいです。

⑤受任者と話し合って依頼する内容を決めたら、公証人に書類の作成を依頼し、作成日を予約します。
後日、公証役場から原案を郵送あるいはFAXで送ってもらい、内容が間違っていないか確認して返送します。

⑥予約した日に、委任者と受任者が揃って公証役場へ出かけ、公正証書を作成します。
費用は内容にもよりますが、およそ11,000円程度からです。

⑦契約を開始する日は、委任者がすでに体の自由がきかなくなっていれば即日、将来的に体が不自由になった
ときに委任したい、あるいは入院中だけ委任したいという場合はそれに合わせた開始日、および委任期間の
設定もできます。

次回は財産の管理を誰に頼むかについてです。


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2014年5月6日  12:18 AM |カテゴリー: 終活

今回は、財産管理等の委任契約書について詳しく説明します。

高齢になって出歩くことが難しくなると、日常何気なくやってきたこと、例えば金融機関での振込やお金の出し入れが不便になったりします。

現在、どの金融機関も本人確認が厳しくなってきています。

委任状を持って行けば代理人でも対応してくれるものの、一つの手続きのたびに委任状が必要になり大変わずらわしく感じます。
他にも生命保険の契約や病院・介護施設の入退所の手続き、要介護認定の申請や費用の支払いなど、

本人または代理人であることを証明できる書類が必要な手続きはたくさんあります。
そのような場合に備えて、前もって作っておくと便利なのが「財産管理等の委任契約書」です。
この契約書は民法の規定に基づいた任意代理契約であり、当事者同士の合意した契約のみで成立します。

内容も比較的自由に決められるので、日常の事務手続きについて幅広く使えます。
手続きのたびに委任状を作成するというわずらわしさから解放されるほかに、世話をしてくれる人(受任者)が

気兼ねなくできるというメリットも見逃せません。「世話をしてあげたい」という純粋な気持ちがあっても、お金が絡んでくる以上、

周囲の目がどうしても気になるという人が多いのです。しかし、この契約書を用意しておけば、

あなたの指示を受けていることを周囲に証明できるので、世話をする人はずっとやりやすくなります。

たとえあなた自身は気にしていなくても、これは世話をしてくれる人への気遣いとも言えます。
とはいえ、財産管理を他人に任せるのですから注意も必要です。あとで嫌な思いをしないためにも次の5つの事柄は心得ておきましょう。
①受任者には依頼したことだけを遂行してもらう。
②通帳や印鑑は、必要なときだけその都度渡し、用が済んだら返却してもらう。
③依頼した用事が済んだら、必ず報告を受け、それを記録しておく。
④6ヶ月に1回くらい、書面で報告を受けるようにする。
⑤可能なら、第三者にチェックしてもらうこともできるように契約で義務づける。

※事例1「財産の使い込みを疑われた!』
長男の嫁として義母と同居しているY子さん。最近、足腰が弱くなってきた義母に代わって、銀行での
お金の引き出しや振込みを行っている。先月は義母と相談して風呂や階段に転倒防止用の手すりをつけた。
Y子さん自身、できる限り義母の意向に沿うように一生懸命世話しているつもりである。
ところがそんなある日、離れて暮らしている夫の姉から疑いをかけるような電話があった。
「母はなんて思ってるか知らないけど、あなた母の預金を勝手に使ったりしていない?」
夫は「そんなことは気にするな」と言ってはくれるが、Y子さんにとってはあまり気持ちのいいものでは
ない。
今、夫の提案で「財産管理等の委任契約書」を作成中である。

この事例のようなケースもあるため、お世話してくれる人のためにも、財産管理等の委任契約書の作成を
お勧めします。

次回は財産管理等の委任契約の作成方法について説明します。


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2014年4月16日  7:12 PM |カテゴリー: 終活

今回は、前回紹介した「生前三点契約書」についてもう少しだけ詳しくご紹介します。
寝たきりや認知症になってしまったときの財産管理や医療、介護の手続きをどうするのか、
あるいは脳死状態で回復の見込みがなくなったとき延命治療を受けるかどうか。自分の思いは勿論、
家族が抱くであろう不安や手間など心配の種は尽きません。

そんな不安に応えるのがいわゆる「生前三点契約書」つまり、「財産管理等の委任契約書」「任意後見契約書」

「尊厳死宣言書」です。
これらの書類は「遺言書」とセットで作ることで、より効力を発揮します。高齢期をどのように自分らしく生きるか、
家族の不安や負担をどのように減らすか、という点でぜひとも作っておいてもらいたい書類です。
すべて公証役場で作れるので「公正証書遺言」を作成する際に、一緒に作ってしまうと手間が省けてよいでしょう。

◆財産管理等の委任契約書
あなたが寝たきりや体が不自由になったとき、財産管理屋入退院などの事務手続きを、信頼出来る第三者に
代理してもらうよう取り交わしておく契約書のことです。
「私は子供達にやってもらうから、そんな他人行儀な契約書なんて必要ない」などと、のんびり構えている
人もいらっしゃるでしょう。もちろん日常的な少額のお金ならば、ちょっと頼んで銀行のATMで下ろしても
らうこともできます。だが、高齢になれば、いつ長期入院するか分からない。介護施設にだって、いつ入所
することになるか分からない。定期預金の解約や高額の振込などは、本人か委任状を持った者でないと金融
機関は認めてくれないのが一般的です。
自分ができないときに、それらの手続きを代わってやってくれる人を、あらかじめ選んでおいて、必要にな
った時に代理してもらう必要があるのです。
この契約を結んでおけば、①様々な契約や手続きを代理してもらえる。②委任者の意思であることを第三者
に公的に証明できる。③信用できる人に任せることで財産を安全に管理できる、などメリットが多いのです。

◆任意後見契約書
任意後見契約は、成年後見制度のひとつで、本人の判断能力が健全なうちに将来認知症などで判断能力が低
下したときに備えて、あらかじめ後見人を選んでおく契約です。すでに判断力が低下してしまった人の場合
は、任意後見人ではなく家庭裁判所が後見人を決める法定後見となります。任意後見は法定後見人と違い、
自分で後見人を選べるのが特徴です。
親が認知症になってからだと、子供が親を介護施設に入所させるために親の不動産を売却しようとしても難しいことが

あります。子供が後見人になっていればそのようなときに、本人に代わって契約を締結することができるのです。

◆尊厳死宣言書
あなたが回復不能な脳死状態になったときに、どのような死を望むか、意志を表明する書類です。
延命治療を拒否して尊厳死を望む場合に、事前にこの宣言書を作っておき、医療関係者に延命治療をしないよう

希望する指示書です。
現在、日本には尊厳死についての法律的な定めはありませんが、日本尊厳死協会の調査では、
末期状態の患者自身が尊厳死の希望を主張する書類を生前に作っていた場合、

医療関係者の九割が終末期医療で本人の希望を受け入れているそうです。

次回は「財産管理等の委任契約書」についてより詳しく説明します。


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2014年4月4日  5:15 PM |カテゴリー: 終活

いつかかならずやってくる体や精神の衰えには誰も抗えません。その衰えに備えて対策を立てておきましょう。
幸い、日本には高齢者を含め体の不自由な人や病気になってしまった人を支援する法律や制度があります。
体力が低下したり体が不自由になったりして、外出がままならない状態になったとき、または寝たきりになってしまったときに

備えるには、「介護保険制度」と「財産管理等の委任契約」があります。

介護保険制度とは、40歳以上の人たちを対象として、市区町村が運営し国や都道府県が共同で支える強制加入の

公的社会保険です。介護が必要と認定されると、介護サービスを受けることができます。
もう一つの財産管理等の委任契約という言葉は始めて聞く方も多いかもしれません。
これは、体が不自由になり日常生活に支障をきたすことになってしまったとき、自分の財産管理や生活上の

事務処理を代理人に行ってもらう方法です。そのためには「財産管理等の委任契約書」を作っておきましょう。
ただし、この契約は本人の判断能力が十分な場合に限られます。
では、認知症などで本人の判断能力が低下した状態に備える場合にはどうすればよいでしょう?
それには「成年後見制度」があります。2000年4月に介護保険制度と同時に施行されたもので、介護保険制度と併せて

車の両輪とも言えるものです。
自分では介護保険制度の利用ができない人のために、後見人が代理として介護の手配や財産管理を行います。
そのときに備えてあらかじめ希望する後見人を指定しておくのが「任意後見制度」です。
この制度を利用するためには「任意後見契約書」を作っておく必要があります。
さらに本人が亡くなったときに備えるのが「遺言書」です。遺言書の役割は、遺産の分割方法に遺言者の意志を

反映できることです。そのため、法律的に有効と判断されるためには、民法で定められた様式に従っていること、

遺言者が誰にも強制されていないこと、などの事実が確認されなければいけません。

最後にもう一つ考えておきたいのが、現代ならではの問題ともいえる「尊厳死」について。
もしあなたが脳死状態になったときに、ただ生命を維持するためだけの延命治療を拒否したいのなら

「尊厳死宣言書」を用意しておくとよいでしょう。
ここで紹介した財産管理等の委任契約書、任意後見契約書、遺言書、尊厳死宣言書は、

ぜひ準備しておきたい4つの書類です。このうち、財産管理等の委任契約書、任意後見契約書、尊厳死宣言書は

「生前三点契約」として覚えていておいて欲しい3つの書類です。

老後に必要な4つの書類

①財産管理等の委任契約書
まだ判断力のある状態で、信頼できる相手に財産管理や療養看護の手続きなどを任せる。
一人に限定せず、複数の人に受任者になってもらうことも可能。
私的な契約なので形式は自由だが、トラブル回避の為には公正証書で作るほうがよい。
(公証役場に契約書の見本があるので参考に)

②任意後見契約書
判断力が低下してきたら、信頼できる相手に財産管理や療養看護の手続きなどを任せる。
必ず公正証書で作成すること。
一人に限定せず、複数の人に受任者になってもらうことも可能。

③尊厳死宣言書(リビングウィル)
ただ死を引き延ばすためだけの延命措置を希望しないとき、その意志を表明しておく。

④遺言書
遺産相続で家族を悩ませず、スムースに手続きできるようにする。

次回は生前三点契約書についてもう少し詳しく取り上げます。


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2014年3月28日  5:19 PM |カテゴリー: 終活

前回は老後に起こりうる事柄を考えてみましたが、
今回は老後に起こりうるトラブルにどう備えておくべきかを考えてみましょう。
そのポイントは大きく分けて5つあります。

①現在の家に住み続けられるか
高齢者のおよそ8割が、年をとっても自宅に住み続けたいと願っているそうです。
しかし、その家は高齢者が住みやすい家でしょうか?
身体の自由がきかなくなっても住みやすいですか?
子供が独立したり、配偶者に先立たれたりした時に家の広さがかえって不便になる場合もあります。
(庭があれば、そのぶん手入れにも手間がかかる)
リフォームという方法の他に、家を処分して、親族の家に同居したり近くに引っ越したり、あるいは高齢者
施設への入居という選択肢もあります。

②判断力は衰えていないか
判断力の低下は生活に支障が生じるだけでなく、事故や事件の被害者になる可能性を高くします。認知症は
医学の進歩によって、早期に治療を開始すれば進行を遅らせることもできるようになりました。
「今日は何曜日か思い出せない」「知っているはずの道で迷子になる」など不安があれば早めに専門医を受診しましょう。

③どのような医療、介護を受けたいのか
誰にどこで介護してもらいたいか、その費用はどうするか、いざというときのために決めておきましょう。
また回復の見込みのない病気になったとき、病名や余命を告知してもらうか、延命治療を受けるかなども、
家族で相談しておくと、家族の心理的負担が軽くなります。

④葬儀の内容、お墓をどうするのか
あなたと遺族の意向が違う場合があるのが、葬儀やお墓のことです。希望する葬儀の内容や供養の仕方を
家族と話し合っておくのがよいでしょう。あらかじめ死後事務委任契約を結ぶという方法もあります。

⑤「相続」が「争続」にならない予防をしているか
相続のトラブル防止には、法的に効力のある遺言書がよいでしょう。遺言書を作るために、自分の財産を
把握しているか、相続人をチェックしているか、揃えるべき資料の整理はできているかを確認し、準備しておきましょう。

※遺言書を書くために用意したい書類
・遺言者と相続人の関係が分かる戸籍謄本
・不動産の登記簿謄本(登記事項証明書)
・固定資産の評価証明書
・財産目録

家族間でトラブルの原因にならないようにするためにも、正確な財産を把握しておくことが大切です。

次回は老後に必要な4つの書類を取り上げます


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2014年3月25日  8:41 PM |カテゴリー: 終活

終活というと、葬儀や遺産相続のことばかりを気にされることが多いのですが、

本当の意味の終活はこれだけではありません。
人生80年90年という時代を迎えた現在、老後が長くなり、どのように過ごすかがとても大切な問題になっています。
どのように自分らしく生きるか、残された人生をどう楽しむか、家族に自分の思いをどう残すか・・・
等、自分らしく人生を締めくくるための準備が、本当の「終活」です。
まずはこれから先の人生になにが起こるのかを予想することから始めてみましょう。

◆体力が衰える
◆病気にかかりやすくなる→医療費が心配
◆体が不自由になる→介助が必要になる
◆寝たきりになる→身の回りの世話を誰に任せれば・・・
◆判断能力が低下する→日常生活に支障がでる
◆傷病により不治、末期状態になる→延命治療を望む?望まない?
◆死を迎える→葬儀は?
◆死後の相続→仲の良かったはずの家族が遺産分割で揉める事例は多い。

起こりうるトラブルに事前に対処しておけば、ダメージを最小限に抑えることができるので、早めの終活を始めましょう。
それは残された家族のためでもあります。
次回はいざという時にどう備えるか?を取り上げます。


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2014年3月22日  6:27 PM |カテゴリー: 終活

皆さんが参列されるお葬式は仏式が多いのではないでしょうか?

弊社に依頼がある葬儀も9割以上が仏式ですが、時折神道の葬儀依頼もあります。

仏式と神道では葬儀の作法や名称が異なるため、とまどう方が多いようです。

今日は神道と仏教、それぞれの名称をご紹介します。

神道の「神葬祭(しんそうさい)」は、仏教の「葬式」にあたります。
神道の「霊代・霊璽(みたましろ・れいじ)」は、仏教の「位牌」にあたります。
神道の「霊号(れいごう)」は、仏教の「戒名」にあたります。
神道の「十日祭(とおかさい)」は、仏教の「初七日」にあたります。
神道の「五十日祭(ごじゅうにちさい)」は、仏教の「四十九日」にあたります。
神道の「祖霊舎(それいしゃ)」は、仏教の「仏壇」にあたります。
神道の「玉串料(たまぐしりょう)」は、仏教の「お布施」にあたります。
神道の「祝詞(のりと)」は、仏教の「お経」にあたります。
神道の「奥津城(おくつき)」は、仏教の「お墓」にあたります。

祖霊舎(それいしゃ)とは、神道(しんとう)の方がご先祖様をお祀りするための社(やしろ)です。
神道の教えでは、「一人の人間は亡くなると『肉体を司る神』と『心を司る神』の2つの神様になる」と、考えられています。

『肉体を司る神』は奥津城(おくつき)と呼ばれるお墓に祀られ、『心を司る神』は子孫を見守る祖霊(それい)として家に残り、

祖霊舎という社に祀られます。

祖霊は、その依り代(よりしろ)となる霊代(みたましろ)(=仏教でいう位牌にあたるもの)に移された後、祖霊舎の中に

納められ、神棚で祀られる神々とは別の種類の神様として自分たちを守ってくださる存在となるのです。

まれに祖霊舎のことを、仏壇(=仏さまを祀る壇)との対比で「神徒壇(しんとだん)」と呼ぶことがありますが、正式名称は、

「祖霊舎(それいしゃ)」です。

神道の葬儀に参列される際は、お数珠は必要ありません。

お香典の表書きも仏式とは異なります。一般的には『御玉串料』と書きますが『御霊前』でも構いません。

また、仏式のようにお焼香はなく『玉串奉奠』といい、榊をお供えします。

この作法に戸惑われる方が多いですが、式前の説明で葬儀担当者や司会者が説明してくれることが多いので安心してください。

ご参考までに・・・


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2014年3月18日  10:06 AM |カテゴリー: 家族葬

昨日は自宅葬をお勧めする記事を書きました。

今日は、集合住宅での葬儀をお考えの場合・・・

まずは、自宅マンションでスムーズに家族葬ができる条件をご案内させていただいてます。

1:搬送経路の確保:
マンションのエレベーターに患者搬送用の扉がある事。(エレベーターの奥の下に鍵付きの扉があると思います)

自宅マンションから出棺する際に必要です。

2:葬儀スペースの確保:
自宅マンションのお部屋で2間が続いている所が必要です。(リビングと和室という感じです)

3:参列者の人数の制限:
自宅マンションの部屋数にもよりますが、大抵の場合は葬儀スペースに限りがありますので、葬儀に参列する人数を制限する必要があります。10人~15人ぐらいまでと思っていただければと良いと思います。

4:供花・供物の制限:
葬儀スペースの確保の為に供花・供物は、それぞれ1対づつに抑えた方が良いでしょう。

以上4つの条件を挙げさせていただきましたが、この条件が揃わないとできないという事ではありませんので・・・

ご心配なく。

但し、上記の条件の中で1番目の(搬送経路の確保)は、大事ですね。

柩に入った故人様を霊柩車にお連れするには、エレベーターは欠かせませんからね。

階段を使ってお柩を下ろすのは、人手も必要になりますし、万が一柩を落としてしまったら大変です

以前、ある高層団地で家族葬をした、6階からご家族の方にも手伝ってもらいながら柩を担いで降りたことがありましたが、大変でした・・・。

マンションにもいろいろありますのでウチはどうかな?』と思う方は是非お問合せください。

まずはご自宅に伺って、マンションの構造やお部屋の間取りを見せて頂ければ、マンションでの葬儀が可能かどうかお答えできます。

いろんなご提案ができると思います。

下の画像はリビングと続き間の和室に祭壇を組み、お柩を安置した時の施行例です。

 


 


ご参考までに・・・


 

 

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2014年2月13日  4:17 PM |カテゴリー: 家族葬,格安葬儀
     
 
 

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