ESSでは、お葬式の依頼があると、必ずタイムスケジュールを作成します。
火葬場を押さえて葬儀日程が決まると一番に取り掛かる仕事です。
理由は、喪家様の不安を取り除くためです。
『これからどうなるんだろう?』『どうすればいいんだろう?』という不安を取り除き、故人様とのお別れに悔いの残らないようにして欲しいからです。
不思議とこのタイムスケジュールを見せながら説明すると喪家様は、落ち着かれます。
葬儀会館で勤務している時には、親族控え室にもA3に拡大コピーしたスケジュールを貼り出していました。
そうすると、ご親族様もスケジュール表の前で時間を確認して納得されていたりと、大変ありがたがられました。
その後、葬儀内容を決めた後に喪家様用のチェックリストを説明します。
お通夜前までにしていただく事
そしてお通夜が終わってからチェックしていただくこと
状況によって内容は変わりますが、その都度案内するようにしてます。
一度に説明しても喪家様はいろんな対応に追われて忘れて失念されることが多いので、書面にしておくと安心です。またご家族で業務分担していただく上でも役に立ちます。
葬儀を担当する者によって、自分なりに内容を変え、基本的な部分を外さないようにしながら使っています。
葬儀担当者のチェックリストにもなります。担当者も忙しいとついうっかり伝え忘れたり、聞き漏らしたりすることがあるのですが、チェックリストを確認しながらだと漏れがありません。
今では大抵のお家にパソコンとプリンターがあるのでご自宅で打ち合せをした後にプリンターをお借りしてタイムスケジュールとチェックリストや訃報紙を作成して渡しています。
喪家様の不安を取り除くだけではなく、こちらの不安も取り除いてくれるお守りのようなツールです!
喪主様は常にスケジュールやチェックリストを持っておられ、何かあればそれを見て確認すると安心されています。
人間の記憶力は過信できませんからね。
その時は覚えていても、しばらく経つと忘れてしまう・・・なんてことはよくあることで、ましてや葬儀という慌ただしい状況の中で、しかも悲しみに浸っておられる精神状態では、失念する方が当たり前ですよね。
ですから、ESSではどのスッタフが葬儀担当者になっても、きちんとタイムスケジュールとチェックリストをご用意します。
これで少しでも喪家様の負担が軽くなるといいのですが・・・
ご参考までに・・・
家族葬 奈良 ESS