粗供養品(返礼品)とは、御香典をいただいたお返し(御香典返し)とは別で 、
通夜や告別式にご参列いただいた方にお礼の気持ちとしてお返しする品物です。
関西の方では、弔問客に通夜ぶるまいをするケースはほとんどないので、代わりに口に入れる物として
お通夜の供養品は、お茶やコーヒーが多いようです。
告別式は、タオルやハンカチなどが一般的です。
金額は350円くらい~1000円ぐらいまであり、弊社で一番、選ばれている物は500円の品物です。
地域によって様々な取り決めがあるようで、長寿箸を用意するところや、1000円の商品券で通夜・告別式と対応している地域もあります。
商品券はお金と一緒で管理が大変ですし、間違いがあってはいけないので葬儀社によっては取り扱いしていないところもあります。
また、供養品は通夜のみしか配らないとか、告別式にしか配らないとかいうところもあります。
そして、これは注意のしようがないことなのですが、地域によっては、『お供養もらい』といって、毎日何件も全く知らない人の葬儀に弔問、参列して、商品券や粗供養品をもらう人がいます。
商品券などは、金券ショップなどで換金してるようです。
また、会葬礼状などは、情報として売ってるみたいです。バチ当たりな事をしますね。
現代は、個人情報をいろんな形で利用されますので、会葬礼状には、住所は入れないほうが良いでしょう。
実際に現在ではほとんどの方が会葬礼状に住所は印刷されません。
お葬儀が終わってから、いろんな業者の方(仏壇店やギフトショップなど)から電話営業や訪問営業を受けた方がいると思いますが、どこかから情報が回っているのです。
その流出した情報を元に色んな業者が営業をかけるわけですが、悪質な業者になると家に上がり込んで契約を結ぶまで居座って帰らない・・・ということもあるようです。
特にご高齢の方や女性の方がご遺族の場合など、怖くて仕方なく契約してしまったりするようです。
気をつけて欲しいですね。
とにかく営業マンが自宅に訪問しても、家には入れないことが肝心です。
電話営業なら、『もう決まった業者さんにお願いしてありますから。』と言えばよいでしょう。
葬儀を依頼した葬儀社にギフトショップを紹介してもらうのもいいですよ。
悪質な業者を紹介することはまずありませんから!
ご参考までに・・・
家族葬 奈良 ESS