ESSには『遺品整理士』の認定を受けたスタッフがいます。
遺品整理は、読んで字のごとく『遺品の整理』をすることで、年々、需要が高まってきています。
「自分ではできない最期の片付け」・・・それが遺品整理なのです。
弊社でお葬式をされたご当家様から遺品整理の依頼を受ける機会があります。
遺された家族の悲鳴にも近い声が聞かれることもあります。
『こんなにたくさんのガラクタを集めて・・・』と・・・
最愛の人であった家族が、残された荷物の処分に苦しんでいるのです。
また、資産家や裕福なご家庭では遺品が高価な物品が多いため、形見分け(遺品整理)で揉めることもあるようです。
遺品整理は大往生をされた方の場合だけではありません。
ある日突然、天国に逝かれた方のお荷物を整理することもあります。
また、家族とは離れて住んでいて、孤独死された場合などもあります。
いのちは突然ゴールを迎えることがあります。
そんな命のゴールを日本全体で感じた出来事が、2011年に起きた東日本大震災です。
いつまでも続くと思われたいのちが、ほんの一瞬で失われる。
そのことを日本人全員が痛感した出来事ではなかったでしょうか。
いのちを意識するということは、つまり「死」を意識すること。
そして、死を考えることは、『生きているうちにしておかなくてはならないこと』を考えて実行することにつながっていきます。
その中のひとつが『生前整理』なのです。
いのちがずっと続くものではないことをリアルに感じると、生前整理の必要性もまたリアルに感じます。
やはり、自ら集めた物は自らが生きているうちに本人がきっちり整理しておく必要があるのです。
遺された家族が途方にくれないように、終活の一つとして『生前整理』を始めてみませんか?
生前整理については、今後も取り上げていきたいと考えています。
ご参考までに・・・
家族葬 奈良 ESS