◆平均的には30~100万円
葬儀や法事の時、迷ってしまうのが寺院への「お布施」の額です。
葬儀の際によく質問されることのひとつに、お布施の金額があります。寺院からは「お気持ちで」と言われることが多く、「一般的な金額はいくらくらい?」と悩む人も多いようです。
住んでる地域や宗派、あるいは寺院の格式や葬儀の規模によっても差があり、一概には言えませんが、あるアンケート調査によれば、21~40万円以内が28%ともっとも高く、次に101万円以上が20%、11~20万円以内が17%、61~100万円以内が14%、41~60万円以内が11%と相当のバラツキがあります。
以上の金額には、自宅や寺院、斎場等での通夜・葬儀の際のお布施、火葬場でのお布施、火葬場から帰ってきての初七日法要のお布施も含まれています。
またお寺と檀家という関係であれば、支払いはある程度はこちら側の気持ちの問題となるでしょうし、そのお寺の慣例もあるでしょうから、一概にいくらといえない面もありますが、金額に悩んだら、旦那寺にハッキリと金額を聞いてみるのが一番です。
「お気持ちで・・・」と最初言われても、キチンと聞けば目安を答えてくださる場合が多いです。
どうしても、ご当家様が金額を聞きにくいとおっしゃる場合は、葬儀担当者が代わりに聞くこともあります。
ESSはリーズナブルで小規模のお葬式を依頼されることが多いので、場合によっては、葬儀費用よりもお布施のほうが高いということもあります!!
旦那寺がなく、どなたかお寺様を紹介して欲しいと言われた場合のお布施の相場は、アンケート調査と同じくらいです。
ESSで紹介するお寺様は人柄の良い方ばかりです!
お布施の金額は宗派によって違いますが、ご当家様が宗派にこだわりがなければ、平均よりもかなり安いお布施の額でお勤めをしてくださるお寺様いらっしゃいますし、葬儀後の供養についても、ご当家様が希望されれば月参りや満中陰法要などのお勤めもしてくださいます。
火葬のみの場合、炉前のお勤めだけの依頼でも快く引き受けてくださいます。
最近インターネットなどでよく見かける寺院を持たない僧侶で、「葬式仏教」などと悪口を言われる人がいますが、通夜の直前に初めて会い、告別式が終わったら二度と会うこともない「頼まれ僧侶」もいます。かなりお布施は安いようですが、あとの供養のときに困ることになりますから気をつけましょう。
御礼の渡し方としては、
仏式では一般に「お布施」、神式では「御祭祀料」など、キリスト教式は「御礼」または「献金」と表書きします。
なお、寺院等への御礼に出向く時は現金だけでなく、菓子折り等も持参しましょう。
ご参考までに・・・
家族葬 奈良 ESS