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大阪の家族葬専門葬儀社

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先日、友人葬について問い合わせがありました。

創価学会の葬儀形態は『友人葬』といわれます。

友人葬とは簡単に言うとお寺さんを呼ぶことなく、同じ創価学会の儀典部の方たちが題目を唱えて供養する形態を言います。
創価学会特有の葬儀形態の呼称として使われています。

具体的な特徴としては


 

◆僧侶がいない

友人葬ではお寺さんやお坊さんを呼びません。
創価学会の儀典長と呼ばれる人が導師役となり、お経は参列者も含め会員全員で唱えるという独特なものになります。
よってお布施も不要となります。

なぜ僧侶を呼ばないのか?

創価学会の友人葬で僧侶を呼ばない理由はその歴史に起源があります。
1991年に創価学会は日蓮宗に破門され、日蓮宗の僧侶を管轄下に置くことができなくなってしまいました。
その関係で、会員の葬儀の際に呼ぶ僧侶が居なくなってしまったのです。
その経緯から、創価学会の会員達のみで葬儀をする風習になったと言われています。


 

戒名がない

友人葬では戒名がありません。
仏教では無いためです。
とはいえ、家族全員で創価学会会員でも戒名は欲しいという人は多いようです。

香典が無い

この理由ははっきりしていません。
ただ友人葬の原則として、香典や香典返しといった風潮は無いようです。
わざわざ一般の参列者に対して、事前に香典はいらないという会員もいるようです。
ただし受け取ってはいけないのかというとそういうわけでもなく、正しい友人葬としてはその辺はグレーゾーンといわざるを得ません。


 

 

 

 

 

今回のお問い合わせ内容は、

●現在、母親が入院していて危ない状態なのだが、熱心な学会員で葬儀は友人葬を希望している。

●子供(自分を含め3人)は学会員ではなく、学会の葬儀のことは何もわからない。

●父親はすでに他界しており、その時の喪主は母だったので、友人葬で葬式をした。

●親戚(母方の身内)は創価学会を毛嫌いしている。

●母の希望通り、創価学会の友人葬をしてあげたほうが良いのか、自分たちになじみのある仏式で葬式をしたほうがいいのか悩んでいる。

とのことでした。

これは故人の信仰を尊重するか、きちんと自分たちの納得のいく別れ方をしたいかによって変わってくるかと思います。

創価学会会員の身内が亡くなったことで非会員の親族が心配になるのが、
「一般的な葬儀形態では駄目なのか?」
ということです。

きちんとした僧侶ではなく、あくまで創価学会会員がお経を唱えるため、会員ではない親族からは
「きちんと供養されないのではないか・・・」
と不安に思う人も多いのも事実です。
この辺は何を信じるかによって変わってくるので、どちらにすべきかはよく家族で話し合って決めたほうがよいでしょう。

 



しかしながら、葬儀の方法は

身内が学会員で周りが非会員である場合は、ご遺族の不本意ながら、
故人の信仰を尊重すると言う意味で、友人葬で行う家族が圧倒的に多いのが現状のようです。

遺族・親族が友人葬について異論はないが、作法が分からない、普通の仏式葬儀とはどう違うのかと、ご心配なさる場合もあります。

しかしながら、心配はご無用です。

一般の仏式葬儀であっても、お経を唱えられる方は稀ですし、創価学会のお題目を唱えられなくても大丈夫です。

焼香も普通の仏式と同じようにすればよいのです。

大切なのは故人を見送る気持ちです。

 

友人葬の場合、葬儀の打ち合わせの際に儀典部の方が同席されることが多いです。

所属されている支部によって、葬儀の式次第に違いがあります。

祭壇の装飾についても考え方が違うようです。

友人葬の祭壇ですが、以前は白木祭壇に樒を使用したものや、樒のみを主体とした祭壇が一般的でしたが、最近ではご遺族の希望を優先してあげてくださいとおっしゃる儀典部さんが多く、生花をアレンジした祭壇が増えてきました。


 


また、友人葬形式で葬儀をしたいが、家族葬をしたいというケースもありましたが、その際も儀典部の方は遺族の考えを優先され、導師、副導師以外の学会員さんたちが葬儀に参列されることはありませんでした。

祭壇の装飾や、葬儀の規模については導師を務める方、所属のブロックの方に相談されたほうが良いでしょう。

ご参考までに・・・

 

 

家族葬 奈良 ESS


2014年1月30日  11:24 AM |カテゴリー: 家族葬
     
 
 

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